「月の夕べ」とは

 

2023年9月から、月に一回お月さまがまるくなる頃「月の夕べ」と称して、ご自身へのいたわりをお持ちいただけるような、静かな時間を設けました。それは、お子さま方を、次の展開へ向かわせてゆくものになるのかと思います。

 

開設するきっかけになりましたお三方のご相談の内容を、次に記してみます。

 

私は今産休中ですが、上の子を叱ってしまうことが多くなっていることに悩んでいます。「叱るのをやめよう」とか「叱らない子育て」という本は読んでみましたが、自分が叱られているようで、自分への怖さばかりが強くなってしまいます。とにかく今は安心して話せる方に聞いてほしいと思いました。先生のことは、「私塾はやし」の卒業生に聞きました。     [めぐさん]

 

受験を控えているのに、ゲームばかりしている長男の姿を見るといらいらして、毎晩のように怒ってしまってケンカになります。怒っている自分の声を聞くのも、もういやだ!と思ったとき、これは子どもの問題ではないと感じました。まずは自分のこととして見直してみる必要があると思います。「月の夕べ」は友人を介して知りました。  [杏子さん]

 

れなさん  

私は今、学校はお休みしてるけど。

「パパ、じゃがいもすべっちゃうね」

「そうだね。指切らないようにしないとね」

「小さくむいていくといいみたいなんだけど。これじゃパパのとは違うね。じゃがいもの皮むきにも「人」が出る。「個性」が出る。だからこれも大きくみると自分の生活や学びを創るってことだよって、パパが言う。

 

れなさんのお父さま  

始めの頃は、「登校拒否って言葉なんか使わないでくれ」って思った。娘の何もかもが凍結されてしまうように思った。正直、今後を考えると不安だった。私塾はやしに通うようなって、自分にも余裕を持てるようになった。「せっかく親と子としてであったのだから」って考えるようなっていった。この「転換点」が娘と家族の「これからの始まり」になったと思う。        

 

このようなお電話くださるだけでも、緊張もなさるかもしれませんし、怖さもあるのかもしれませんが、怖さを超えて、ご自分がまだよく分かっていないことを分かりたいというお気持ちが伝わってきます。ご自身が「考えるでもなく考えている」ようなそのお気持ちをお話しなさることで、ご自分がご自分の深いところにある内側とつながってゆく心地よさに、お気づきになれるかと思います。

 

月をごいっしょにみませんか

月をみていますと やさしい気持になります

なぜ、自分は今、こんな気持ちになるのか

そこから意味を汲もうとする時間を

そして、自分自身にも月のいたわりを

 

   詳しくは上の茶色のバーから「月の夕べのおそそい・ご案内」をご覧ください。