2025年1月の「月の夕べ」のご案内
本の紹介
『正しいパンツのたたみ方』 南野忠晴著 岩波ジュニア新書
もともと高校の英語の先生だった著者が、どうして家庭科の先生になったのでしょうか。
きっかけは、先生方の学習会に寄せられた発言だったそうです。
「家事を嫌だと思ったことはありません。「手伝っている」という感覚もないです。いえいえ、自分のじゃないです。妻のです。妻のパンツがうまくたためないんです。えっ、あ、そうです。ズボンじゃなくて下着のパンツです。どうもうまくできなくて。僕が洗濯物をたたむたび、『また、間違ってる、、、』って言われちゃうんです。」
今あなたは「人生相談」の回答者です。
どのように回答なさるでしょうか。
著者は「家庭科はお互いの違いを知る教科」だと記しています。考え方や個性が違うといったレベルから、育った環境、一人ひとりの自立度まで実に幅広い範囲のことを述べています。
序章の結びには「自分のたたみ方にこだわることは悪いことではありません。しかし一方で相手のたたみ方を尊重する姿勢も大切です。相手が自分の思うようにしてくれないのを非難するのではなく、話し合って「ああ、そういうたたみ方もあるのか」と一歩引いて受けとめられたら、きっと二人ともが満足できるに違いありません。またそうすることで、二人の関係もより深まるのではないでしょうか」
確かに、このあたりに「新しい家庭科=生き方を創る」というテーマがありそうです。
どうぞ、続きは「月の夕べ」で。
お申込みお待ちしています。
1.日時 2025年1月21日㈫ 午後4時45分~午後5時30分 このお時間は埋まりました
1月22日㈬ 午後8時~午後8時45分
2.テーマ:どのようなことからでもお話しください。
3.初めての参加ご希望の方は、私塾はやしのHP「お問い合わせフォーム」から、お電話番号をお書き添えの上お申し込みいただくか、林の携帯電話へ直接ご連絡ください。
(090-7711-4467 林典子)
4.その際のお名前は愛称などでも差し支えありませんし、画像は、ご自身のものでも自身以外の身近にあるコーヒーカップや、お庭の草花や、まっ黒の画面のままでも、どちらでも構いません。
5.お電話でSkypeのアカウントをお伝えします。
6.参加費につきまして
お月さまの淡い光の中、これまでお会いしてきた方々とともに、手探りした時間はいつのまにか私を組成するものになっています。感謝申し上げます。ありがとうございます。
そのような気持ちから、参加費はいただいておりません。
7.この「月の夕べ」へのご参加は、お一家族3回(3か月)までで、一旦の終了とさせていただいております。一回いっかいのお話の中に「ご自分なりに分かってゆく道の始まり」をお持ちいただけましたら、うれしく思います。
8.2025年:2月の「月の夕べ」は、18日㈫ 19日㈬ を予定しております。10日程前に「月の夕べのご案内」を掲げます。お会いできますこと、楽しみにお待ちしております。
はやし